2005年11月18日

弘法 筆を択ぶ !?

こんばんは
友達に誘われて、「大仏マラソン」の3kmに出ることになりました。
運動なんて、ここ数年していない柘榴。
当日まで、あと、2週間! そろそろ、練習し始めないとやばいですよねがく〜(落胆した顔)

いつもながら、今宵の柘榴のたわごと(日記)は…

「弘法筆を択(えら)ばず」って言葉、皆さん聞いたことありますよね?

これ、辞書でひいてみると…
『弘法大師は筆のよしあしを問題にしない。真に一芸に長じた人は、どんな道具を使ってもりっぱな仕事をするたとえ。(大辞泉より)』
なんですけど…

古い書物の『性霊集(遍照発揮性霊集)4 』っていう本にこんな風に載ってます。

良工(りょうこう)は、先ずその刀を利(と)ぎ、
能書(のうしょ)は必ず好筆(こうひつ)を用う。
刻鏤(こくろう)、用に随(したが)って刀を改め、
臨池、字に逐(したが)って筆を変ず。


これを読んで、柘榴が解るはずもなく・・・・・・・

現代語訳はというと・・・

名工は、仕事に先立って先ず刀を研ぐ、
能書家(←達筆の方)は、かならず、用途にあった筆を選ぶ。
刻(木に彫る)と鏤(金属に彫る)とでは、刀を改めなければ、ならない、
書の場合も字にかなった筆を用いなければ、ならない。


ってことらしい。。。。
ってことは、弘法は、筆を択んだ!んです。

この文章、皇太子の求めに応じて、狸毛の筆を贈った時の一説なんです。
それに、嵯峨天皇にも、求めに応じて、楷書、行書、草書(目注釈)、写経用の狸毛の筆を一本ずつ献上してるんです。

ものすごーーーーく筆を択んでますよね?
どこから、どう変わっていったのか?

でも、これ、柘榴なりに、この「弘法筆を択ばず」を解釈してみましたるんるん
「この筆は、書けない!と言って、その筆が、ダメだと決めつけてしまったり、筆を選んだりするのではなく、その筆の特徴をいかせるような書体や字を選べるだけの知識と技術の習得をしなさい。」って感じでしょうか?
人が道具を選ぶように、道具も、又、人を選ぶんでしょうね。

ってことで、道具に呆れられないように、柘榴も頑張らねばexclamation×2
なんせ、今月の競書の締め切りが目の前に・・・・あせあせ(飛び散る汗)
何事も、ぎりぎりにならないとできない柘榴ですふらふら

ちなみに、柘榴の楷書の筆は、△万円でした。。。。
筆に見合った技術を身に付けないとね(;^_^Aアセアセ…

最後まで読んでくださった皆様
つたない文章(日記)を読んでくださってありがとうございます。

目注釈 (大辞泉より)
楷書・・・点画を正確に書き、現在、最も標準的な書体とされている。
行書・・・楷書をやや崩した書体で、楷書と草書の中間にあたる。
草書・・・行書をさらに崩して点画を略し、曲線を多くしたもの。
posted by 柘榴 at 20:05| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 柘榴のたわごと(日記) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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大会前最期のトレーニング
Excerpt: 今週はもうちょっと走るつもりでしたが、なんせ睡眠時間もままならないほどの忙しさ。仕事はどんどん増えるわ打ち合わせはあるわでちょっと凹んでおりました。へこみさんでした。ま
Weblog: peaceful world
Tracked: 2005-12-03 15:37

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